発電所跡地のデータセンター建設と桜島

九州南部としては、最大級の可能性がある薩摩川内のデータセンター計画予定地に行ってきました。もとは火力発電所、台湾資本で2027年には着工か?との話です。
最近は、どこもかしこもデータセンター建設だ、住民は反対運動だ、というのがお決まりなのですが、いかんせん電力不足。比較的、系統に余裕のあるとされる九州は、潜在的なデータセンター集中地域になれそうなのですが、福岡、博多を除いて、いまひとつ勢いが出ていませんでした。
そこで、満を持しての鹿児島、薩摩川内という訳で期待が持てそうです。また、火力発電所跡地というのも、相対的に評価が高いです。比較的、住民運動リスクが低く、電力関連設備の構築もリスクが少ないという次第です。実際、JERAの横浜、日野の工場跡地、KDDIとソフトバンクのシャープ工場跡地など、大型データセンターは、電力余裕がありそうで、住民反対運動の起きにくい工場跡地へと向かっています。
【桜島のイメージと実績作り】
そんな万全のイメージのある薩摩川内なのですが、一つだけ、風評に近いリスクファクターがあります。そう、桜島です。今回の訪問の1週間前にも、結構な噴火がありました。現地の人にいわせると、「ちょっと機嫌が悪かったみたい、洗濯物は大丈夫だったよ」といった反応ですが、今のネット時代、写真だけ見ると確かに風評リスクになりそうです。

私が訪問した1週間後は、うってかわって落ち着いた様子で、みなさんの日常生活も平常運転そのものですが、外部資本を納得させるには、なかなか知恵と工夫が必要そうです。ちなみに、私の訪問時の写真は下です。

つまるところ、安定した運用実績を積み重ねるしかない訳ですが、そのためにも、早期の開業が必要な訳で、お山のご機嫌におつきあいが必要なようです。

