Singapore Super AI、モデルが作れない国のアプローチ

4月に続いて、再度、シンガポールを訪問してきました。今回はSuper AI、ベンチャー探しと営業をかねて、顧客様と同行です。場所は定番のベイサンズ、会場もおなじみ、参加企業も、それなりに見た感じの企業ということで、特に目新しさは無いかな?と思っていましたが、決して、そんな感じではありませんでした。

【モデルの展示がないイベント】
AI関連展示会あるあるなのですが、AI、そのものは意外に展示に向きません。
人型ロボットとは真逆で、どこも、パネルと画面、後は人がしゃべっています。まあ、他にやりようがないとも言えます。
そして、よく言われるのが、大手の展示がない。たとえばOpenAIやAnthropicは、オープニングのキーノートあたりでは、よく見かけますが、ほとんど展示はありません。
考えてみれば、モデルは展示して主張するようなものではなく、みな、何らかの形でネット経由で触れています。
逆にいえば、展示会で何かを主張する時点で、メジャーというより、ニッチ(あえてマイナーとは言いません)扱いなわけです。
厳しいモデル間競争のなかで、準大手的な位置づけの企業は、業界や分野を特化する方向となり、その流れで、展示会に流れてくるといった感じでしょうか?
それでも一定の存在感はありますので、決して疎かにはできないのですが・・・。

【起業は激増している】
前回のシンガポールも台湾もそうでしたが、起業そのものは激増しているように見えます。誰に聞いても、生成AIのおかげで、立ち上げの期間は劇的に短くなった。生成AIのおかけで、定型的な業務の生産性(サイト管理、ネット広告、研修等)も大幅に改善したと言ってきます。
生成AIはSaaSを殺しているかもしれませんが、起業は増やしまくっていると言えます。もちろん、ニッチや細分化されたターゲットが多いのですが、そういう企業にこそ、展示会は必要だな、と改めて分からされた次第です。

