人手不足、高齢化がAIを必要とする(4) 今いる女性と高齢者
[chat face=”azatooth.jpg” name=”アザト君” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]移民を、これから沢山連れてくるのは難しそうだとなると手が無いね。[/chat]
[chat face=”frogface.jpg” name=”カワダさん” align=”left” border=”blue” bg=”green” style=”maru”]
人が足りない以上、今、いる人を更に働く方向に向かわせざるを得ない。身も蓋もない言い分だが、退職していく高齢者と子育て等で離職せざるを得なかった女性の再労働参加だ。
まず、高齢者は定年の引き上げ、もしくは定年の廃止といった働き方をかえる方向での検討、取り組みが進む。
昭和の高度成長期、多くの企業で定年は55歳であった。平成には定年は60歳、再雇用で65歳が一つの目安となり、定年は5~10年伸びた。令和は、かつてない人手不足の影響を受けて、再雇用は70歳まで伸びてもおかしくないとされている。
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[chat face=”azatooth.jpg” name=”アザト君” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]若者から、すれば、なんか同情の余地はないな(笑)
高度成長期には良い目を見てきたんだろうし、年金も何とかなるんだから、その分、働いて(笑)[/chat]
[chat face=”frogface.jpg” name=”カワダさん” align=”left” border=”blue” bg=”green” style=”maru”]
若者からすれば、その意見に意義のある人は少ないだろう。ただ、高齢化社会では、あたりまえだが、お年寄りが多い。彼らの声が大きくなりやすい社会だ。連中からすると、昭和に引退した親父世代のように、ゆっくりしたいという声は、想像以上に強い。結構な世代間ギャップになっている[/chat]
[box04 title=”単純な定年延長ではなく、副業込みで”]もちろん、単純に、サラリーマンとしての会社勤めが伸びるというよりも、副業やボランティアなどを含めた多様な働き方を前提として、労働の複線化、そのためのスキル強化が前提となる。
年金、人々の意識など、課題は様々あるものの、人手不足に対する即効性のある対策ではある(ただし、根本的な解決策ではない)。
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[box04 title=”女性の再労働参加はいっそう進む”]また、子育て等で離職した女性の再労働参加も、今後、一層、強化される。
高等学校・幼児教育の無償化、保育施設・職等に対する重点的なサポート施策の実施など、平成末期に進んだ女性労働力の活用は、今後、更に進められる。
あたかも離職した女性を、未採掘の資源と見なし、社会、国が本気になって、資源、税金をつぎこみ、障壁となる法律を変えていく動きが続いていくことになる。
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[chat face=”frogface.jpg” name=”カワダさん” align=”left” border=”blue” bg=”green” style=”maru”]
昭和と平成に、1回ずつ論争になった「子供を職場につれてくる」という行動は、かつての否定的な見方が完全に払拭され、逆に、強く奨励される行動となっていく。
むしろ、企業内保育所や企業内学童施設を整備できない企業は、社会的な責任を全うできていない企業という評価を、社会や学生から受けることになる。
子供を会社につれてくるのは、当たり前の社会に、これから向かっていくことになる。
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